〒770-0928 徳島市二軒屋町3丁目33 TEL 088-654-1212

小児耳鼻科・言語訓練

小児耳鼻科・言語訓練

お子さんのきこえことばを、耳鼻咽喉科と言語聴覚士がいっしょに診ます。

耳鼻咽喉科は、ことばを聞き取る「聴覚(入力)」から、声や発音をつくる「発声・発語(出力)」まで、ことばに関わる器官を幅広く扱う診療科です。当院は言語聴覚士(ST)が在籍し、耳の診察・きこえの検査から、ことばの評価・訓練までを一貫して行える体制を整えています。

「ことばが遅い気がする」「発音が気になる」「聞こえていないのでは」——気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。言語訓練に関しては医師の診察の上、判断させていただきます。

ことばの発達を支える5つの領域

きこえ・ことばは、これらが関わり合って育ちます

聴覚(きこえ)

ことばを聞き取る入力。中耳炎や難聴で聞こえにくいと発達に影響します。

認知(考える力)

物事を理解し組み立てる力。積み木や描画などの動作を通してみます。

言語(ことば)

ことばの理解と表出。年齢相応に「わかる」かどうかが特に大切です。

構音(発音)

音を正しく出す力。カ行・サ行などの誤りがないかをみます。

行動(やりとり)

他者と関わろうとする気持ちや落ち着き。発達の大切な指標です。

※ 発達の5領域(笠井の提唱)に基づく整理です。参考:宇高二良「小児言語聴覚領域における耳鼻咽喉科医師の役割」日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 125:180, 2022。

小児耳鼻科でよくみる症状・病気

「きこえ」の問題は、ことばの発達にも関わります

滲出性中耳炎

痛みが少なく気づきにくい病気。聞こえの低下が続くと、ことばの発達に影響することがあります。

くり返す中耳炎・急性中耳炎

発熱・耳の痛み・不機嫌など。反復する場合は経過をみながら治療します。

アレルギー性鼻炎・鼻づまり

集中力・睡眠・口呼吸に影響します。お子さんに合わせて治療します。

アデノイド・扁桃肥大

いびき・口呼吸・睡眠時無呼吸の原因に。聞こえや発育にも関わります。

難聴・きこえの確認

幼児のきこえを検査で確認します。早期の気づきが大切です。

ことば・発達のご相談

5領域のスクリーニングを行い、必要に応じて専門的な評価につなげます。

言語訓練(言語聴覚士による)

ことば・きこえのご相談

言語聴覚士(ST)が、お子さん一人ひとりに合わせて、遊びを取り入れながら評価・訓練を行います。ご家庭でのかかわり方についてもいっしょに考えます。

ことばの遅れ

ことばが出ない・少ない、理解がゆっくりなど、言語発達のご相談。

発音の誤り(構音障害)

カ行・サ行などが言いにくい、置きかえてしまうなどの発音のご相談。

吃音(どもり)

ことばのはじめが出にくい・くり返す・のばすなど。

難聴にともなうことば

きこえの問題が背景にあることばの相談。補聴などとあわせて。

聞き取りにくさ

聞き返しが多い、騒がしい場所で聞き取りにくい(LiD/APD)など。

コミュニケーションの苦手さ

やりとりが続きにくい、視線が合いにくいなどのご相談。

ご相談・訓練の流れ

01

耳鼻科の診察

耳・きこえ・鼻・のどを確認し、発達もあわせて把握します。

02

評価

言語聴覚士が、ことばやきこえをていねいに評価します。

03

訓練・支援

評価にもとづき、遊びを通じた訓練やご家庭へのアドバイスを行います。

04

定期的に見直し

医師とともに経過をみて、必要に応じて専門機関とも連携します。

目次