〒770-0928 徳島市二軒屋町3丁目33 TEL 088-654-1212

めまい専門外来

総合的なめまいの診断と治療

めまいの原因はさまざまで、複数の要因がからみ合うこともあります。

原因は耳(内耳・前庭)だけにとどまりません。脳や脳血管、血圧・自律神経といった内科的な要素、首や姿勢などの整形外科的な要素、不安・ストレスなどの心理的な要素、加齢・フレイル(体の衰え)による平衡機能の低下まで、多くの診療科にまたがって起こります。そのため「どの科を受診すればよいか分からない」というお声をよくいただきます。

当院は日本めまい平衡医学会の専門会員・めまい相談医が、耳鼻咽喉科の疾患にこだわらず全身を総合的に診る“めまいのプライマリケア医”として診断と治療にあたります。必要に応じて脳神経内科・脳神経外科・循環器内科・整形外科・心療内科などと連携します。

めまいは“全身”から起こります

原因は多くの診療科にまたがります

めまいふらつき耳・前庭脳・脳血管循環器・内科頸性・整形心因・ストレス加齢・フレイル

めまいは“全身”から起こります。だからこそ、耳だけでなく全身を診る総合的な視点が欠かせません。

耳・前庭

内耳の三半規管・耳石、前庭神経の異常。BPPV(良性発作性頭位めまい症)・メニエール病・前庭神経炎など。

脳・脳血管

脳幹・小脳や脳血管の病気(中枢性)。頭痛・しびれ・ろれつが回らない等を伴うことがあります。

循環器・内科

血圧の変動・不整脈・貧血・脱水、お薬の影響、自律神経の乱れなど、立ちくらみ型のめまい。

頸性・整形

首や肩のこり・姿勢の影響による頸性めまい。デスクワークや加齢に伴うことも。

心因・ストレス

不安・抑うつ・過労。PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)など、慢性のふわふわ感。

加齢・フレイル

筋力・平衡機能・視覚など複数の衰えが重なる高齢者のふらつき。転倒予防が大切です。

“めまい”と一口に言っても

感じ方によって原因のヒントが変わります

回転性めまい

vertigo

自分や周囲がグルグル回る感じ。ぐるぐる。

浮動性・ふらつき

dizziness

フワフワ・ゆれる、雲の上を歩くような不安定感。

目のめまい

前庭視覚症状

視界が揺れる・像がぶれる(動揺視)、まっすぐが傾く感じ。

姿勢のめまい

バランス症状

立つ・歩くときのふらつき、体が引かれる、転びそうになる。

※ 国際分類(Bárány学会 ICVD/Bisdorff ら 2009)に基づく整理です。どのタイプかを見分けることが、原因の絞り込みにつながります。

当院のめまい検査体制

原因を多角的に調べるための検査をそろえています

赤外線CCDカメラ(眼振検査)

赤外線CCDカメラ(眼振検査)

暗所での目の細かな動き(眼振)を高感度カメラでとらえ、めまいのタイプを見分けます。

vHIT(ビデオヘッドインパルス検査)

vHIT(ビデオヘッドインパルス検査)

頭を素早く動かし、三半規管の働きを左右・各半規管ごとに評価する新しい検査です。

自律神経機能検査(起立試験)

自律神経機能検査(起立試験)

血圧・脈の変化から、立ちくらみや自律神経が関わるめまいを評価します。

心理検査(DHI・問診票)

心理検査(DHI・問診票)

めまいによる生活の支障度や、不安・気分の状態を質問紙で評価します。

診断と治療の流れ

01

ていねいな問診+診察

事前のWeb問診も活用し、いつ・どんな時に・どんなめまいが起こるかを詳しくうかがい、診察します。

02

多彩な検査で原因を絞る

眼振・vHIT・平衡機能・自律神経など、必要な検査を組み合わせて原因を見極めます。

03

原因に応じた治療

お薬・理学療法(めまいのリハビリ)・生活指導など。耳鼻科の枠にこだわらず、必要に応じ他科と連携します。

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