なかなか治らない滲出性中耳炎に、レーザーによる鼓膜切開(OtoLAM)。
急性中耳炎は、鼓膜切開をせずに保存的な治療を基本としています。ただし滲出性中耳炎では、保存的治療を続けても鼓膜の奥にたまった浸出液がなかなか抜けず、改善しないことがあります。こうした場合に鼓膜切開が必要になることがあります。
当院では鼓膜切開の際にOtoLAM(オトラム)を使用しています。中耳炎治療のためのレーザー治療機器で、出血をほとんど伴わず、瞬間的に鼓膜を切開できます。
OtoLAM 3つの特長
出血が少なく、一瞬で
レーザーで瞬間的に切開。出血をほとんど伴わず、お子さんの負担を抑えられます。
穴が長くもつ(約8日〜2週間)
円形に約1mm超の穴を開けるため、平均およそ8日〜2週間、穴が閉じずにもちます。
治療期間・お薬を短縮
穴が開いている間に中耳の炎症が落ち着き、治療期間や抗生物質の使用を短くできます。
従来の鼓膜切開との違い
| 従来の鼓膜切開刀 | OtoLAM(レーザー) | |
|---|---|---|
| 穴の大きさ・形 | 不定形の切開 | 円形・約1mm超 |
| 穴が閉じるまで | 数日で閉じやすい | 平均 約8日〜2週間 |
| 出血 | 伴うことがある | ほとんどなし |
| 再発 | 早く閉じて再発することも | 炎症が落ち着くまで開存 |
対象となる中耳炎
こんな中耳炎に
保存的治療でもなかなか改善しない滲出性中耳炎/鼓膜の奥に浸出液がたまり聞こえにくい/くり返す中耳炎 など。症状やお子さんの状態に合わせて、必要かどうかを診察のうえで判断します。

